こんにちは! 幸知賢太郎です。

さて、今日は「リバイバル映画の上映」・・

についてツラツラと書きます。

 

みなさんは、映画は年間どのくらいのペースで観ていますか?

新作は仮に見逃したとしても、DVDで追っかけて観ることが出来ます。

でも、DVDで観たときに限って、“あ、これ劇場の大画面で観れば良かった!”・・・

そんな思いをされたことありませんか?

午前10時からの名作リバイバル上映。

 2010年から大手シネコンでは、過去に劇場でヒットしたまたはファンに人気の高い名作をリバイバル上映する企画がスタートし、今現在も多くのファンを楽しませています。

選出されリバイバル上映される名作の上映期間は1週間または2週間限定、

しかも朝10時からの1回だけの上映です。

何が何でも劇場で再会したいとなると、自分のスケジュールと調整しながら、

観に行ける劇場を絞り込んで少し早起きすることになります。

 

私の友人にどうしても劇場で観たい、でも近くの東京のシネコンでは観られない・・と

わかったときに関西出張に引っ掛けてまで観に行った輩が居ました。

それもそれが2回目でなく、10回目なのです。

名作の持つ魔法、魅力というのはすごいものです。

 

10時の上映時には、もちろん名作だから・・と初めて観に来る人、

DVDで観たけれどやはり劇場でもう一度観たい人、

そして今回の私のように、“??年ぶり”に劇場で再会する人も多いと思います。

 

みなさんもここで、リバイバル上映で観たい好きな映画を1つ思い出してみて下さい!

そんな昔でなく、10年前の作品でも良いですよ。

私はこのテーマだと“ある日どこかで”というSFラブストーリーがすっと浮かびます。

 

なぜ人は同じ映画をなぜ何度も観るのでしょう?

でも、なぜ一度観た、いや10回も観た映画をなぜまた観に行くのでしょう?

映画にもよりますが・・・

・1度目では気付かなかったことを2度目で発見できる楽しさ、

・大きなスクリーンでの臨場感はこの映画だけの醍醐味だから、

・初回に見たあの頃の自分に戻れるような気がするから、

・その映画自体がライフワークになっている、

・DVDを一人で観るより大勢の人と共有したい、

人それぞれ理由がありそうですね。

 

また見方を変えてスクリーンに入り込むと、

・恋愛をしているときに観る視点、

・シゴトで落ち込んでいるときに観る視点、

・新しい生命が誕生してから観た視点などなど、

その時々のあなたの心境で映画の見方も感想も変わります。

 

時に、映画はあなたを映す鏡。

つまり、その時、リバイバル映画は、あなたを映す“鏡”なのかもしれません。

映画そのものは決して変わりません。

でもきっと鑑賞する側の私たちの心の持ち様で

異なるメッセージが受け取れるのだと思います。

 

これは幼いころに読んだ本や、修学旅行の美術館で観た有名絵画との再会にも

同じことが言えそうです。

 

同じ映画でも、落ち込んでいるときと、気持ちが前向きなときとでは

同じ映画なのに、印象まで異なるこちがあります。

あの時、自分を元気づけてくれたり、悲しみを教えてくれたり、勇気をくれた映画たちに

また会ってみたくありませんか?

映画もきっと、本当のあなたをよく知っている“リソースのひとつ”かもしれません。

 

私も、前述の映画と再会するため、土曜の朝6時に起き遠方まではるばる観に行きました。

途中の車中では、遠い旧友に会うようなそんな少しドキドキした気持ちだったと思います。

 

そして、この映画は観るたびに、私を泣かせてくれますが

その涙の意味も、小生が多少なりとも物事の判別が付き、成長した?せいか

毎回異なります。

 

エンドロールが流れて、劇場の中のこの映画が大好きなファンたちと一緒に

どうか、場内がすぐに明るくならないように・・と祈りながら、

名作に“ありがとう”と“さよなら”の挨拶をするのです。

 

そう。

また、“ある日どこかで”、会いましょうと・・・・

では今日はこの辺で・・・・

最後に・・・・“人生は、自分流で楽しみましょう”