こんにちは! 幸知賢太郎です。
さて、今日は、「急がば回れと琵琶湖の風」・・についてツラツラと書きます。

私自身、どこか、“楽な方に行かない姿勢”という逆境的なイメージを持っていて
実はこのことわざは大好きで、日常的にも世話になっています。

さて、このことわざを仕事に活かすポイントとしては
“確実にリスクを減らし、目的を達成すること”になります。

堅実とか、正確とか、安全パイとか、

みなさんはどんなイメージ持たれますか?

このことわざの語源

語源は「船で渡るか、あるいは歩くか」、あの琵琶湖の交通手段のことです。

滋賀県から京都に向かうのに、琵琶湖があるため、海路を行く方が近道だけど、
京都側の比叡山からの風が強く、船が転覆するリスクが高いため、遠回りでも陸路で
京都を目指した方が安全であったという室町時代の歌が語源。

つまり、湖の対岸に行きたい時、船で横断すれば近くて早い・・・(たとえば、うさぎ)
けれど、直線距離ですから山から吹く突風で転覆する危険があるため、

遠回りでも、湖畔をぐるりと歩いた方が安全ですよ(たとえば、亀)・・・
だから「急がば回れ」というわけです。

リスクは高いが真っすぐな道を取るか、
ぐるりと遠回りに見えるけど安全な道を取るか・・・。
現代のビジネスにおいては、どんな事例があるでしょう。

現代のビジネスの事例に置き換えて

たとえば、仲の良い同期が先に出世した時、非常に悔しい思いをしますよね。
表向きは、“おめでとう!あとから俺も付いていくよ!”と言いながらも
内心は、“なんであいつが!?”とダメなところをちょっと探してみたりして。

ここで!
男は男らしく、女は度胸!で一発奮起して、販売成績をあの手この手で伸ばしてやろう・・

そして周りをギャフンと言わせてやろう・・・はい、その気持ちはわかります。

でも実際は、こんな“リスクの高い真っ直ぐな生き方”をみなさんは選びますか?

私の場合、類似ケースとして、入社時から面倒見ていたかわいい後輩が異動と共に、
私よりずっと上のポストにポンと就いた、という経験があります。

仲の良い同期や育ててきた後輩が先に出世したときなど、
このあとの行動について、このことわざは、とても親切に進路を教えてくれます。

みなさんのなかで、または周りにそんな思いでいる人が、もしいたら、
“自分らしく焦らず、急がば回れ。

地道に仕事を行えば必ず成長する”と言ってあげましょう。

後輩や同期が出世したからという焦りはまずは禁物。
追いつこうというよこしまな気持ちで取り組む仕事が、到底うまくいくとは思えません。

なにより、彼らの出世には、自分の業務に問題があったわけではないのです。

こういう立ち止まる機会がやってきたときにこそ、むしろチャンス。

今一度、自分の強みを見つめなおして、
その事業の成長のために仕事を確実にコツコツと積み上げていくイメージを持つこと。

すると、いつか風が変わり、やがて環境が変わり、そして評価も変る。
そう。仕事の環境は必ず変わっていくものです。
焦らず、一歩一歩自分の道を歩きましょう。

仕事の目的は、「出世」ではなく、「自分の成長」です。

そう。自分のこれまでの道を信じて、これからもその道を進みましょう。

最終的には、こういう落ち着いた判断が
これからの仕事の中で、時間の節約、ミスの回避、節約、そして良い仕事仲間との出会いに至るまで、すべて叶えていくことに繋がります。

“急いては事を仕損じる”と同時に活用

もうひとつ、昔の方は、似た良いことわざを置いていかれました。
「急いては事を仕損じる」です。

急いては事を仕損じる・・とは、何事も焦ってやると失敗しがち・・・
だから、急ぐときほど落ち着いて行動せよという戒めです。
焦っている時こそ冷静に考え、物事や問題に対処するという意味です。

この2つのことわざを、今回の事例のように、“ピンチ”の時に組み合わせてみましょう。

課題の解決や目的の達成のために、
・まず、「急いては事を仕損じる」を思い、複数の解決方法を自身で描きます。
・次に、「急がば回れ」を考えながら、自身で判断し行動に移します。

つまり、物事の解決・達成のために、冷静に対処する心構えを持ち、自身で確実な判断を行い、目的を達成する事。

この2つのことわざはとても良い言葉なので、
仕事でもプライベートでも、いつも思い出せば、きっと正しい行動ができます。

ビジネスにおいては、なるべく多くの情報を集めようと私も心がけています。

何かを始める前にまずは計画を立て、徹底的に下調べをすることで、
正しい発想を正しいと判断し、誤った発想を捨てることが出来るようになります。

なにかを始める前にまずは“準備”をしましょう! 予習をしましょう!

「急がば回れ」とはちょっと意味が異なりますが・・・・・・

たとえば、今日の会社からの帰り道、

みなさんも、ちょっとだけ寄り道してみませんか?
寄り道しても、いつもの交通経路を使っても、結果は同じところに到着します。

たまには、そんな余裕や遊び心、冒険心を使ってみませんか?

私も寄り道した先で新しいサードプレイスを見つけ、今そこでブログを書いています。

では今日はこの辺で・・・・
最後に・・・・“人生は、自分流で楽しみましょう”